受験者の声

2級試験合格者の声

自身の能力向上のために受験

自身の能力向上です。営業活動で顧客の課題解決を意識して取り組んでいた中で、もう少し戦略的に活動できる自分を作りたい、そんなきっかけの1つとして本検定を受講しました。
  

コンサルティング関連の書籍購入と日常業務での成功・失敗を振り返ることが合格につながった

コンサルティング関連の書籍を購入しました。あと、日常業務での成功・失敗を自分なりにまとめ、例えば成功した当時に戦略的に活動できていたのか、更にここまで取り組んでいたらより大きな成果になったのではないか、といった振り返りも行いました。
  

提案の幅や質が高まり、顧客からの信頼度も高まった

物事を本質的に見極めようとするクセがつき、提案の幅や質が高まりました。顧客からもより広く・深い相談が多くなり、信頼度も高まった実感があります。

(30代 商社 営業職)

検定受験のきっかけは会社からの推奨

会社として問題解決能力の向上を方針として掲げて頂いていることがきっかけとなっています。また、顧客の業績を高める為にできることを自身がしっかり考えることができるかを見直すきっかけにもなる為、受検しています。
  

対策は主に関連書籍をひたすら読み直す

4級、3級受検時は、関連書籍をひたすら読み直しました。2級受検時は、検定結果に回答内容へのフィードバックを頂けますので、その内容を振り返り、苦手な部分に関しては関連書籍の該当箇所を読み、振り返ることを行っていました。
  

顧客や協力会社に対して、正しい取り組みを一緒に考えられるようになってきた

顧客や協力会社が伝えてくる情報を、そのまま受け取らないようにする意識を持てるようになりました。まだまだ、常時できているわけではないですが、少しずつ、商談の中で顧客や協力会社が考えている原因や解決策が、正しい取組かどうかを一緒に考えられるようになってきたと感じています。

(30代 商社 営業職)

問題解決力検定により自身の弱点が明確になった、今後は実践的な問題解決を行えるプロブレムソルバー”としての道をより究めていきたい

3年前に営業職からコンサル会社に転職し、日々問題解決には取り組んできましたが、自身の問題解決力がどれぐらい身についたのか客観的に評価するために、これまで4級・3級と受験を続けてきました。もともと齋藤顕一さんの問題解決の授業をBBT大学で受講していたことに加え、本職でもあるので2級合格にも自信はありましたが、予想以上の難易度で、試験時間ギリギリまで課題提出に時間を要しました。
結果を見ると、論理的思考力や文章構成などの基礎スキルの得点は高かったものの、情報収集力や収集した情報を基に本質的課題と解決策を提示する問題解決のアプローチが課題であることがわかりました。今後は明確になった自身の弱点を補完しながら、より実践的な問題解決を行える”プロブレムソルバー”としての道をより究めていきたいと思います。1級の試験も楽しみにしております!

(20代 男性 コンサル)

3級試験合格者の声

  

業務を広い視野でみる事の重要性を改めて知る機会と捉えて受検を決めた

普段の実務では、日々の細かい業務に追われ、自身の仕事内容を客観的に捉える時間があまりとれておりませんでした。本検定は業務を広い視野でみる事の重要性を改めて知る機会になると考えました。
  

関連書籍の購読とプライベートでもビジネスチャートを見る機会を増やした

関連書籍の購読や、プライベートでチャートを見る機会を増やすように意識し、そこから自分なりにさまざまな推測するようにしました。
 

業務を取り組むにあたり、「目標に対する適正なアプローチ」を考えるようになった

業務を取り組むにあたり、「この進め方は目標に対して適正なアプローチなのか」考える機会が増えました。仕事は入り口を間違えると、苦労するので最初に意識するだけでも少し違ってくると思いました。

(30代 商社 営業職)

会社に問題解決力検定を受検する場を設けてもらったことがきっかけ

弊社では社員全員が問題解決ができる思考を身に着けることを目的としており、その一環として会社に問題解決力検定を受検する場を設けてもらったことがきっかけです。問題解決は昨今あらゆる場所で耳にする言葉でしたが、自分自身どのぐらい能力があるのかを確かめたいという思いもあり、今回3級にチャレンジし合格することができました。
  

書籍の精読と実務で思考を癖づけて、問題解決力検定対策をした

まず、試験問題の全体像を把握したいと考え、問題解決能力検定のホームページを確認しました。ホームページには出題範囲が図示されていましたので、その時点である程度問題の傾向と解答イメージはすることができました。あとは書籍を精読することと、実務の中で思考を癖づけることを意識しました。「わかる」→「できる」に変換できるように、実務をあらゆる角度から考えるようにしました。
  

会社の社員に問題解決力の資格取得者が多いので、共通の思考法をもって業務に取り組めるし、問題が発生した場合も早期解決につながっている

弊社では3級のみならず2級取得者も多くいるため、社員の多くが共通の思考法をもって業務に取り組めていると思います。そのため、問題の捉え方が一致することが多く、何か問題が発生した場合でも比較的早く解決することができています。プライベートの場面でも、全体像を把握することや事実ベースとして何が起こっているのかを自然と考えることができ、この思考法を身に着けることができ(まだ基礎だとは思いますが)、良い影響が出ていると実感しています。
  

(30代 商社 事務職)

強化したいと思っていた論理的思考は『考える技術・書く技術』『ロジカル・シンキング』を読んで対策をした

4級試験を半年前に合格後、3級試験に挑みました。3級試験はテストが全体で一連の流れになっているので、それに合わせて考えることが必要でした。特に強化したいと思っていた論理的思考の対策には『考える技術・書く技術』『ロジカル・シンキング』を読みました。問題解決を学んだことがあり、仕事でも意識していたためか、合格点ギリギリではありましたが、合格しました。
  

(50代 男性 金融)

 

4級試験合格者の声

  

仕事を進める上での一つのコンパスになればよいと思い受検を決意

これまでの自身の業務において「問題解決」という考え方はほとんどなく、やらなければならない事をただ漠然とこなしていただけだったので、仕事を進めるうえで一つのコンパスのようなものになれば良いなと思い受検いたしました。仕事に対する自分なりの考え方の軸を持てるようになることをゴールとしていました。
  

問題解決の考え方を勉強した上で、その考え方を実務に落とし込むために情報収集や分析方法、解決策の発見方法などの具体的なテクニックについて学び対策した

まずは自分にとって初めての考え方を覚えることを意識しました。例えば、これまで深く考えたことのなかった物事に対する本当の目的や本質的な問題の発見など、問題解決にとっての根本的な考え方ができるようになることを意識しました。問題解決の考え方を勉強した上で、その考え方を実務に落とし込むために情報収集や分析方法、解決策の発見方法などの具体的なテクニックについて勉強しました。
  

検定を受けてから、目的を追求することができるようになり、目的を理解することで実際の業務の進め方や自分の役割などの考え方が変化した

検定を受けてからは常に物事に対する目的を追求することができるようになりました。目的を理解することで実際の業務の進め方や自分の役割などの考え方が大きく変わりました。まだ学んだ事の中で実践できていない部分もたくさんあるので、自分なりに試行錯誤しながらレベルの高い問題解決力を身に付けていきたいと思っています。

(20代 商社 技術職)

ちょっとした自分磨きのために受検を決意

普段から業務に取り組む上で、「もっと効率よく問題を解決できたらいいのに」と感じることが多く、実際に自分の力がどのくらいなのか知りたくて受けてみようと思いました。検定を通して自分の弱点や得意な部分を把握し、今後の仕事や日常生活に活かせたらいいなと考えています。ちょっとした自分磨きのイメージです。
  

対策は、テキストをざっと読んで全体像をつかみ、わからないところは調べたり、同僚と意見交換して理解を深めたり実務でも意識した

検定対策としては、まずテキストをざっと読んで全体像をつかみました。その後、分からないところはネットで調べたり、同僚と意見交換したりして理解を深めました。普段の業務でも「なぜ?」や「課題(問題点)」を意識して考えるようにして、実務でも意識するようにしました。
  

課題が出たときに、原因を一歩ひいて考えられるようになり、同僚にも論理的に説明しコミュニケーションがスムーズになり、仕事の効率が上がった

検定を受けてから、普段の仕事でも「とりあえずやってみる」ではなく、まず問題の本質な何なのか考えるクセがつきました。課題が出たときも、焦らずに「何が原因なんだろう?」と一歩引いて考えられるようになった気がします。また、同僚と話す場面でも、論理的に説明する意識がついたことで、コミュニケーションもスムーズになりました。結果的に、仕事の効率も(少し?)上がって、ちょっと自信もついた気がします。

(30代 商社 事務職)

一度は落ちてしまい悔しい思いをしたが、終了後のレポートで間違えが多かった分野を確認し、対策をして合格することができた

齋藤顕一さんの研修を受けたことがあり、問題解決力を知るための検定を始めたことを知って、問題解決力検定4級を受験しました。一度は落ちてしまい悔しい思いをしましたが、終了後のレポートで間違えが多かった分野を確認したところ、ビジネスの基本の分野と情報収集の分野が弱いことが分かりました。ビジネスの基礎知識については書店で勉強できるものを探し、情報収集については『はじめての問題解決力トレーニング』を読むことにより対策をし直して再受験したところ、合格することができました。
  

(40代 女性 ITサービス 管理職)

問題解決という広い領域のうち、どこが弱いのかが分かり、受験を通じて問題を解決するための基本的な思考や、論理的思考の土台を身につけることができた

受験を通じて、問題を解決するための基本的な思考や、論理的思考の土台を身につけることができ、とてもためになりました。問題解決という広い領域のうち、どこが弱いのかが分かることも試験の良い点だと思います。
  

(30代 女性 医療・福祉)

企業での活用

Q:問題解決力検定(問検)を導入した背景や活用状況について教えてください。

齊藤氏:
当時の社長(現会長)が、企業経営には、勘や経験ではなく、会社の課題を数値で理解する、問題解決のアプローチを取り入れる必要があると考え、導入を決定しました。制度としては、総合職の社員は「問題解決力検定4級」の取得を必須としています。一般職は任意ですが、受検費用は会社が全額負担し、年1回程度定期的な受験機会を設けています。管理職は昇格の必須要件ではありませんが、3級の取得が一般的で、若手管理職も積極的にチャレンジしています。
会社として問題解決力を重要な基礎能力と位置付けているためです。

Q:昇級試験と問題解決力検定はどのように位置づけていますか?

齊藤氏:
昇格試験とは直接連動していませんが、面接やプレゼンの場で問検の取得が話題になることも多いです。問題解決力を持っていることが評価されやすい雰囲気が社内にあり、中途採用のかたも、正社員登用面談では、自分の部門のバリューチェーンの現状と課題を説明してもらうことで、問題解決視点で仕事を理解することが進んでいます。

Q:問題解決力を学ぶ機会をどのように設けていますか?

齊藤氏:
新入社員には、まず「はじめての問題解決」を配布し、基礎から学んでもらいます。中途入社の方も、試用期間終了前の面談で問題解決的に仕事を捉えてもらうことが必要になるので、もちろん管理職が指導をしています。指導する管理職側も、問題解決力が身についていないと指導ができないということになり、どちらにも学びの機会となっています。経営陣も「経験値ではなく再現性」を重視しているので、これらの活動を通じて、論理的な思考力や課題解決力を身につけてほしいと考えています。
中堅からリーダーになる段階で、問題解決の考え方の研修も実施しているので、管理職にも必須の能力となっています。ある程度継続的な学びの機会もありますが、企業変革のプロジェクトなどで実践した人が核となって、指導してくれています。研修や検定受験を通じて学んだことはもちろんですが、現在は、日々の業務を通じて、問題解決力を実践的に活用していけています。管理職やベテラン社員が若手を指導し、現場でのOJTやプロジェクト活動を通じて自然に「考える力」が養われる仕組みが構築されつつあります。これは問題解決の研修や問検のなかった20年前には想像もつかないことでした。

Q:問題解決力検定を導入したことによるメリットはありますか?

齊藤氏:
採用活動では「問題解決型営業」や「早期成長」をアピールでき、成長意欲の高い学生に響いています。中途採用者の定着率も高く、最近では毎年20名ほど採用していますが、離職者が少ないと思います。また、就職活動をする大学生に会社説明をする際にも、「問題解決力が成長のきっかけになる」と伝えることで、早く成長したい学生に強く訴求できています。
何を学んで伸ばしていくかという指針が明確になっているので、社員一人ひとりが自分の成長目標を持ちやすいのではないでしょうか。
  
問題解決力検定が企業でどのように役立つか

  • 問題解決力検定を全社的に導入し、社員の成長と組織力強化を後押しする
  • 管理職昇格や人事評価に、「問題解決の考え方」が浸透し、学びと実践のサイクルを構築できる
  • 採用・定着・成長の各フェーズで問題解決力が大きな武器になる

  
プロフィール:
齊藤 究(さいとう きわむ)氏
フジモリ産業株式会社 事業推進部 部長
新卒でフジモリ産業に入社後、建材事業にて現場経験を積み、住宅部門の立ち上げに携わった。
2003年 建材事業部の企業変革プロジェクトに参画。以降、建材事業部の成長と変革を牽引してきた。
事業推進部長として、間接部門を管轄し、 日々の業務改革と事業部のプロジェクト支援を行う。